〇〇〇 マトロ・ウィッターシェイム ムルソー 1er ブラニ 2002 〇〇〇
ごく短い期間しかワインを生産しなかった幻のドメーヌです。ファーストヴィンテージの1999年はセンセーションを巻き起こしましたが、たった6年後の2005年が残念ながら最後のヴィンテージとなってしまいました。今では店頭や市場で見かけることも全くなく、このオークションでも（私が出品したもの以外）見たことがありません。大変々々貴重なボトルですので、どうぞお見逃しなく。当方のストックも今回出品分が最後です。
ドメーヌとして自社リリースする以前、ルロワが樽買いしていたのは有名な話です。我々がルロワとして飲んで「さすがルロワ」と感心していたワインのいくつかは、マトロ・ウィッターシェイムの作ったものだったのです。今、ルロワのムルソー・シャルムを買ったらいったいいくらになるでしょうか？
写真は同ロッド品の使い回しです。今回もほとんど同じ信頼できる販売店から購入後、一貫してワイン専用倉庫に預けていたボトルです。常温便なら「ヤフネコ」を、クール便なら「宅急便（ヤマト運輸）」をご選択ください。60サイズです。
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以下、先日開けたボトルの試飲記（個人的な感想）ですが、個人の感覚には大きな幅があることと、熟成ボトルには（同一ロッドであっても）かなり個体差があることはご理解ください。あくまでもご入札の参考になればと思って記させていただくものです。
≪ムルソー・ブラニ2002試飲記 2021.11.16≫1999に比べて3年若い分のフレッシュ感が残っていて、古酒はあまり好きでないという方にも楽しんでいただけると思います。2002というヴィンテージのせいかソフトで優しいタッチで、ブラニ1999よりもシャルム1999に近い感じです。酒体としては1999の方が骨太とも言えますが、どちらに軍配を上げるかは飲む人の好みによるでしょう。このボトルも木目の細かさと透明感は健在でした。