申師任堂 草蟲圖 屏風 複製画
市場には全く出回ってない珍品です。

■■作者紹介■■
申師任堂（1504～1551）は李珥の母で、朝鮮初期の代表的な女流画家で、儒学者、作家、詩人でした。
韓国ドラマ「師任堂・色の日記」は「チャングム」で主人公を演じたイ・ヨンエの復帰作ということで注目を集めましたね。 日本では申師任堂は知らなくてもチャングムを知ってる人は多いと思いますので「師任堂・色の日記」の影響で日本にも知られるようになりました。

申師任堂は詩文・絵画、刺繍も得意としています。絵画にあっては、山水、葡萄、竹、梅花、そして花鳥と虫など多様な分野の素材を得意としています。

■■作品紹介■■
本作品は8幅屏風の草虫図の中の2枚であります。草蟲圖は西瓜や二十日鼠と蝶などの表現において、繊細な筆線、鮮明な彩色、安定した構図などが見られる秀作であります。このような草蟲圖は申師任堂の作品と伝えられるものが大部分であり、後代に刺繍本としてよく利用されております。
女性特有の清楚さがよく表され、巧みでありながらも精密で几帳面な描写で、世俗的な空気は感じられない逸品です。

赤いホウセンカとトンボ、蜂、ショウリョウバッタ、モンシロチョウなどを描いてますが、トンボなど絵の精細さは非常に印象的です。

屏風は申師任堂の2枚の草蟲圖の複製画で構成されておりまして、
また、申師任堂は韓国貨幣の5万ウォンに描かれている人物でもあります。

サイズ
開いた状態で横74cm、縦80cm